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コラム 記者ワープロ

シネプラザで来月上映 「妻の病」 認知症、夫婦愛テーマ

(9/24)
「認知症や介護について、自分ならどうするかを考えて見てほしい」と語る伊勢さん=岩手日日新聞社

「認知症や介護について、自分ならどうするかを考えて見てほしい」と語る伊勢さん=岩手日日新聞社

演出の伊勢さん 「考えるきっかけに」

 ドキュメンタリー映画「妻の病―レビー小体型認知症」(2014年作)が、10月1日から一関市磐井町の一関シネプラザで上映される。認知症の妻と介護する夫の日々を追った作品で、演出で映像作家の伊勢真一さん(67)は「認知症も介護も誰にでも起こり得ること。自分の目線で見てもらいたい」と語る。

 主人公は伊勢さんの友人で、高知県に住む小児科医。今なお正確な情報が少ない「レビー小体型認知症」が進行する妻に向き合い、医師ならではの観察眼で日常を記録しつつ深い愛情を寄せる。10年間に及ぶ命をめぐる物語は「愛する人が認知症になったとき、何が大切なのか」を一人ひとりに問い掛ける。

 夫妻と長く関わってきた伊勢さんは「病気の大変さをPRするのではなく、『夫婦が一緒に暮らすこと』『相手への愛情を持ちながら生きていくこと』『周りの人の関わり』などにフォーカスを当てたかった」と見どころを語る。

 認知症が脳の病気だということを周囲が認識して接することで、症状の進行も変わるといい、「『ドキュメンタリーというよりラブロマンスだ』との反応もあった。特に子供も含めた若い人に見てもらい、人を好きになることを考えるきっかけにしてほしい」と願う。

 上映時間は87分。14日まで午前10時30分と午後6時30分の2回上映する予定。チケットは一般1500円(前売り1100円)。高校生1200円、60歳以上のシニア1100円、中学生以下1000円で、それぞれ割引券もある。1日正午からは会場で伊勢さんによるトークイベントを企画している。上映に関する問い合わせは一関シネプラザ=0191(23)2902=へ。