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コラム 記者ワープロ

気分は小野小町 平泉 十二単着付け体験

(9/27)
十二単に袖を通し、みやびな雰囲気を味わう女性たち

十二単に袖を通し、みやびな雰囲気を味わう女性たち

 平泉観光協会主催の着付け体験「十二単(ひとえ)を着てみよう!」は26日、平泉町の旅館アイリス悠で行われた。町内外の女性が平安時代に宮中に仕えた女房装束である十二単に袖を通し、みやびな雰囲気を味わった。

 体験は、平泉文化遺産センターと毛越寺宝物館で11月23日まで開かれている世界遺産登録5周年と記念特別展「仏国憧(しょう)憬(けい)~秀衡と義経、守るべき平泉の光」(町主催)に合わせ、奈良女子大古代学学術研究センター協力研究員で平泉文化研究者の前川佳代さんのコーディネートで実現。平安朝のみやびな暮らしを再現し、体感できる特別展にちなんで当時の生活に思いをはせてもらおうと企画した。

 町民を中心に12人の女性が参加。同記念特別展を手掛けた井筒企画、同旅館のスタッフに手伝ってもらい、10分ほどかけて約10枚の着物に袖を通した。

 ずっと着てみたかったという同町平泉花立の里見禎子さん(55)は総重量十数キロの着物をまとい「平安時代の女性の日常は大変だと思った」と感心した様子。町内の会社員女性(36)は「いつでもどこでも着られるものではない。着物の重みと感激の思いでいっぱい」と笑顔を見せた。

 同町平泉字毛越の千葉節子さん(69)は、2メートル弱の丈があるはかまの扱いに戸惑いながらも「重さもあるが、動きの一つ一つを考えると体幹が強く、体力がないと長い時間着られないと思う。当時の女性は極力無駄のない動きをしていたのではないか」と暮らしぶりを想像していた。