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コラム 記者ワープロ

わが子守る母に 市社協など初のセミナー 災害時の知恵、自助学ぶ

(9/29)
繰り返し使える簡易おむつを作り、子供に着けて使い勝手を確かめる母親

繰り返し使える簡易おむつを作り、子供に着けて使い勝手を確かめる母親

 子育て中の母親を対象とした防災セミナーは28日、一関市山目の一関保健センターで開かれた。参加者が物資不足の状況下での乳児用簡易おむつの作り方など、非常時に役立つ知恵や自助の大切さを学んだ。

 東日本大震災や台風10号災害などを受け、市社会福祉協議会子育てサロンと市ボランティアセンターが初めて企画。市内の親子15組が参加した。

 講師は、震災をきっかけに防災士の資格を取得した仙台市の佐藤美嶺さん。震災当時、自身の子供が新生児だった経験などから「わが子を守る親になるため、自分の命は自分で守る自助が大切だ」と強調した。

 「地震などで母親がけがをすれば、避難生活をすることになったときに子供が(安心して)生活できなくなる」と語り、大雨や土砂災害時の避難では「荷物は持って歩ける重さに」「目が届くように、乳児は後ろでなく前で抱っこして」などとアドバイスした。

 乳児に合ったサイズのおむつが手に入らないときに役立つ簡易おむつ、小さい子供がトイレを利用しやすいようにするおまるの作り方も紹介。簡易おむつは、市販品の両脇を切ってガムテープを使い、繰り返し使えるようにするもので、参加者は実際に作って使い勝手を確かめていた。

 一関市末広の主婦藤谷静香さん(30)は長女咲良ちゃん(5カ月)と参加し、「おむつやおまるはとても工夫されていて、もしものときに活用したい。食料などの備蓄や連絡方法についても家族で話し合いたい」と語った。