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コラム 記者ワープロ

慰霊、復興祈る 沿岸郷土芸能 中尊寺で舞披露

(10/2)
中尊寺本堂前で勇壮に舞う甫嶺獅子舞

中尊寺本堂前で勇壮に舞う甫嶺獅子舞

 平泉町の中尊寺で1日、東日本大震災の犠牲者の慰霊と復興を祈る「中尊寺三陸郷土芸能奉演」が始まった。15日までの毎週土曜日に沿岸地方の郷土芸能6団体が出演し、演舞を奉納する。

 初日は大船渡市の甫嶺獅子舞と大槌町の吉里吉里鹿子(しし)踊りが出演。このうち甫嶺獅子舞は、頭・胴・尾の3人一組で扮(ふん)した5体の獅子と、獅子頭をあやし誘導しつつ頭の進む場をはらう「ササラ」5人が、笛や太鼓の囃子(はやし)に合わせて伝統の舞を披露した。

 元日に同市三陸町越喜来の甫嶺地区約100戸の家庭を巡り、1年の安全、豊漁・豊作を祈願する悪魔払いの舞で、口を開きかむ所作をしながら上下に左右に激しく飛ぶ勇壮な獅子が観衆の拍手を誘った。

 仙台市から訪れた田野崎健弥さん(43)は「動きは大きいが一つ一つの所作が細かい。一生懸命練習しているのが分かる」と興味深げに鑑賞。甫嶺獅子舞の中村敬喜代表(66)は「復興は進んでいるが、いつまでも被災地のままではいられない。(獅子舞を通じて)私たちが頑張っている姿を見てもらいたい」と話していた。

 8日は大浦さんさ踊り(山田町)と橋野鹿(しし)踊り、15日は津軽石さんさ踊り(宮古市)と法の脇獅子舞(同)がそれぞれ奉演。午前11時と午後2時からの2回で金色堂と本堂前で行われる。