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コラム 記者ワープロ

折り紙に平和の願い込め 文化遺産 ハスの花で理念普及へ

(10/11)
県南広域振興局に寄せられた折り紙で作ったハスの花の一部

県南広域振興局に寄せられた折り紙で作ったハスの花の一部

国体選手にも参加呼び掛け

 世界遺産連携推進実行委員会が、平泉世界遺産の日の6月29日から取り組み始めた「『ハスの花』おり紙による世界平和の祈りプロジェクト」で地域住民や観光客が折り紙で作ったハスの花が、約2カ月間で2万個を超えた。ハスの花を折ることで平泉の文化遺産の理念の普及につなげる取り組みで、希望郷いわて国体などで来県する選手団にも参加を呼び掛けている。制作されたハスの花は早ければ今月下旬から平泉町の中尊寺や毛越寺などで展示する。

 平泉の世界遺産登録5周年を記念し、平泉の文化遺産に込められた平和への願い、共生の理念を発信しようと、一関、奥州、平泉の3市町と県南広域振興局などで構成する同実行委が企画。2017年2月末までの約8カ月間、協力施設などに備え付ける「世界平和の祈り」「震災復興・希望の光」などのメッセージを印刷した15センチ四方のオリジナル折り紙で、地域住民や観光客にハスの花を折ってもらう。

 プロジェクト事務局の県南広域振興局によると、これまでに3市町を中心とした観光・宿泊施設、県の県外事務所など協力施設48カ所と、平泉世界遺産祭などイベントの一環で取り組まれ、8月末までに2万1432個が集まった。開始当初に比べ協力施設が14カ所増え、個人で折って持ち込むケースも多く、大幅に制作個数が伸びた。

 今後、伊豆沼・内沼の湖面一面に咲くハスの花の名所として知られる宮城県栗原市などにも協力施設を広げるほか、3市町の全小中学校92校、計1万8000人を超える児童生徒の協力が見込まれることから、当初の目標2万5000個を上方修正し、5万個を目標に掲げて引き続き参加を呼び掛けていく。

 堀江淳局長は「広く平泉世界遺産の理念を発信するため、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会で来県する全国各地の人たちをはじめ、多くの人に参加してほしい」としている。

 問い合わせは、同振興局経営企画部観光商業・食産業課=0197(22)2812=へ。