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コラム 記者ワープロ

“わが家で生活”サポート 一関病院に訪問看護ステーション

(10/13)
一関病院に開設された訪問看護ステーション「わかば」。常勤、非常勤の看護師4人が在宅医療をサポートしていく

一関病院に開設された訪問看護ステーション「わかば」。常勤、非常勤の看護師4人が在宅医療をサポートしていく

受診者以外にも窓口拡充

 一関市大手町の一関病院(佐藤隆次院長)は、25年以上前から訪問看護を行っている。今月から院内に「訪問看護ステーションわかば」を開設し、同病院を受診する患者以外もサービスが受けられるよう窓口を広げた。緊急時の対応がしやすいという総合病院の強みを生かし、ベテラン看護師らが医療や介護の面から患者の生活をサポート。さらなる地域医療の充実に期待が高まる。

 同病院では「病気でもわが家で自分らしく生活したい」といった患者の思いを尊重し、1988年から訪問看護をスタート。院内の訪問看護センターに勤務する看護師が患者宅を訪れ、▽医療処置・健康管理▽採血、採尿などの各種検査▽健康、介護に関する相談▽緊急時の対応―などのサービスを行ってきた。患者が体調不良の際などに受診や入院の対応がしやすいという総合病院の特色を生かし、月100件ほどある訪問要望にも対応。がん末期患者が自宅で穏やかに過ごすための心のケアにも取り組む。

 常勤2人、非常勤2人という少人数でありながらも、地域医療の担い手として社会に貢献しようと同ステーションを開設。市内11カ所の訪問看護ステーションと連携し、市内全域の患者の要望に応える。介護保険を利用している人はケアマネジャー、利用していない場合はかかりつけ医や病院の紹介を通じてサービスを受けられる。

 発起人で管理者の瀬戸広子看護師は「人材不足で苦しい部分はあるが、これまでの経験を生かし、医師や関係機関と一緒に患者の心に寄り添いながら継続していきたい」と意欲的。佐藤院長は「訪問看護は、在宅医療を支える重要な柱。長年取り組んできた実績があるので、地域に根差した病院としてより多くの患者のために動いていければ」と話している。

 問い合わせは同病院=0191(23)2050=へ。スタッフも随時募集している。