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コラム 記者ワープロ

いす―1 まち熱く 21チーム、2時間耐久レース

(10/23)
沿道に集まった人たちの声援を受け、椅子をマシンに商店街を駆け抜ける出場者

沿道に集まった人たちの声援を受け、椅子をマシンに商店街を駆け抜ける出場者

 キャスターが付いた事務椅子を足でこいで商店街を疾走する「いす―1GP(グランプリ)一関大会」(実行委主催)は22日、一関市大町で開かれた。2時間の耐久レースで出場者が商店街を盛り上げ、地域おこしに一役買った。
 いす―1GPは、商店街の衰退に危機を感じた京都府京田辺市のキララ商店街が発祥で、2010年に初めて開催。一関大会は15年に続き2回目で、一関市や奥州市、盛岡市、仙台市などから21チーム、10~50代の63人が出場した。

 競技は、大町商店街に設けられた180メートルのコースを3人一組で交代しながら、休憩なしで2時間走り抜けるルール。競技開始から他を引き離して順調に周回を重ねるチームがある一方、キャスターが壊れたり椅子ごと転んだりするチームなども見られた。

 沿道からは盛んに声援が送られ、出場者は険しい表情を見せながらも気力を振り絞って果敢にゴールを目指していた。

 前回の一関大会では優勝チームが94周だったが、今回は上位4チームが100周を超える激戦に。109周で優勝した「文秀堂・五郎不動産・夢追座連合チーム」の髙橋健太郎さん(32)、佐々木勝郎さん(32)、村杉真路さん(32)=いずれも奥州市=は、7月に同市江刺区で開かれた奥州えさし大会で4位だったといい、「雪辱を果たせてうれしい。奥州えさし大会でも優勝したい」と喜んだ。同僚の女性2人と出場した「チームアクサレディース」の田下あずささん(43)は「最初は気が重かったが、目標だった完走を果たせて良かった」と達成感をにじませた。

 沿道でレースを見守った一関市城内の主婦髙橋幾子さん(67)は「商店街はいつもひっそりしている。イベントがあれば人通りが良くなってとてもいい」、孫の細川諒人ちゃん(4)は「椅子が滑っていて楽しい」と笑顔だった。

 実行委メンバーで「一関銀座会」商振部の関東禎志さんは「出場チームは減ったが、楽しんでもらえる大会になったと思う。来年はチーム数を増やすため、いろいろなところに声を掛けたい」と話していた。