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コラム 記者ワープロ

再エネ 地域活力源に 事業創出へ活用探る 経産省スクール開講

(10/27)
25日に一関市で開講した「まちエネ大学 東北・一関スクール」。グループワークを通じ、再生可能エネルギーや地域資源を生かした新ビジネスの可能性を探る

25日に一関市で開講した「まちエネ大学 東北・一関スクール」。グループワークを通じ、再生可能エネルギーや地域資源を生かした新ビジネスの可能性を探る

 経済産業省・資源エネルギー庁が実施する「まちエネ大学 東北・一関スクール」は25日夜、一関市大町のなのはなプラザで開講した。2017年3月7日までの全5回で、参加者がグループワークなどを通じ、地域資源や再生可能エネルギー(再エネ)を生かした新たなビジネス創出の可能性を探る。

 まちエネ大学は、太陽光や風力、水力といった再エネを活用した地域経済の活性化と、地域づくりを担う人材育成を目的とした事業。13年から開催地を公募して講座やワークショップを行っており、延べ60以上のビジネスプランが生まれている。今年度は同市を含む8カ所が選ばれた。

 同市の「東北・一関スクール」には、同市や奥州市、宮城県北地域などから50人が参加。初回は再エネ活用を考える前段階として、地域の多様な資源の生かし方について学ぼうと、ビデオで各地域の成功事例を学んだり、NPO法人環境市民理事の下村委津子さんの指導を受けてグループワークに取り組んだりした。

 このうちグループワークでは、▽地域で自慢の場所▽未来に残していきたい地域の大切な物▽大切な人に食べさせたい物―などのテーマで一関地方の地域資源を掘り起こした。餅、田園風景、温泉、日本酒などの資源が出そろい、これらを自由に組み合わせて町おこしにつながる新事業のアイデアを出し合った。

 参加者は「厳美渓、世界遺産平泉を通過して江刺まで走る『奥州マラソン』を開催してはどうか」「山の頂上で餅をつくお祭りをやってみては」といったユニークな事業を次々と提案。ぬかを燃料にしたかまどで郷土料理を作るイベントなど、再エネ事業に結び付けられそうな取り組みを考えたグループもあった。

 参加した自営業小野寺知恵さん(54)=一関市千厩町=は「再エネについてはまだ分からない部分もあるが、自分たちのまちから地域を元気にするパワーを見つけ出すことができれば」と意欲を語っていた。

 次回以降は専門家のアドバイスを受けながら再エネや地域協働型事業について学び、行政や地元の金融機関も巻き込みながら各グループで再エネを活用した新ビジネスの事業計画を作成する。