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コラム 記者ワープロ

歌も言葉も宝物 中学2年生に贈る新垣勉コンサート

(10/28)
「中学2年生に贈る新垣勉おしゃべりコンサート6」をPRする吉田実行委員長

「中学2年生に贈る新垣勉おしゃべりコンサート6」をPRする吉田実行委員長

実行委 運営協力呼び掛け

 一関市の「中学2年生に新垣勉コンサートを贈る会」(吉田惠子実行委員長、委員17人)は、11月8日午後2時から一関市大手町の一関文化センターで、全盲のテノール歌手新垣勉さんのおしゃべりコンサートを開催する。当日のボランティアスタッフや運営費の協力金を募っている。

 新垣さんは出生直後に事故で失明し、14歳で育ての親である祖母と死別するなど、数々の苦難を乗り越えて歌手になった。現在は、自身を救った音楽の素晴らしさを届けようと全国各地で音楽活動を展開している。

 同コンサートは、2011年度に一関地方の中学2年生が学習していた英語の教科書で新垣さんの半生が掲載されていたことを機に、同会が企画。毎年約千人の生徒が来場し、新垣さんの慈愛に満ちた歌声、希望のメッセージに「自分も負けずに頑張りたい」「新垣さんの言葉を宝物にします」「歌の情景が見えた」などの感想が寄せられてきた。

 当日のボランティアスタッフは午前10時集合。会場設営や生徒らの誘導、受け付け、ドア係などを担当する。同会の委員は仕事などと両立しながら無償で活動しており、本番までの事務作業ができるのは5人程度。委員も随時募集している。

 コンサートの運営費予算は約120万円で、協力金とチケット収入で賄う。協力金はより多くの人を巻き込み、個々の負担を減らすことを目的に、個人は1000円まで、企業や団体は1万円を上限に募っている。チケットは一般券3000円、学生券2000円、福祉券1000円。

 吉田実行委員長(60)は「音楽だけでなく、オンリーワンの生き方を見詰め直すコンサート。14歳を迎える中学2年生は多感な時期で、新垣さんのお話や歌は人生の転機に成り得る」と意義を強調。「10年継続すれば1万人が聴いたことになり、生徒たちが大人になって社会を背負う時代に期待している。地域の希望である子供たちを地域で育てたい。趣旨に賛同してくれる人に協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

 問い合わせは吉田実行委員長=090(5231)4333=へ。