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コラム 記者ワープロ

秋晴れの門出 厳美で「むかさり行列」

(10/31)
昔ながらの花嫁道中を華やかに繰り広げた「むかさり行列」=30日、一関市厳美町

昔ながらの花嫁道中を華やかに繰り広げた「むかさり行列」=30日、一関市厳美町

 第12回「むかさり行列」(厳美地域活性化推進協議会、厳美市民センター主催)は30日、一関市厳美町で行われた。爽やかな秋晴れの下、新郎新婦ら約100人が昔ながらの花嫁行列を華やかに繰り広げ、沿道に詰め掛けた地域住民や観光客から祝福を受けた。

 むかさり行列は、一関地方で昭和30年ごろまで行われていた伝統行事。同市厳美町では地域活性化につなげようと、2003年に復活させた。

 今回は昨年入籍した地元の会社役員村上耕一さん(45)=同市厳美町出身=と、妻の会社員純子さん(36)=同市中央町出身=が新郎新婦役に扮(ふん)した。

 りりしい羽織ばかまに身を包んだ耕一さんとあでやかな着物姿の純子さんは、親族や仲人らと共に市博物館を出発。昔懐かしい長持ち歌を響かせながら、同センターまでの約700メートル区間を練り歩いた。

 名勝・厳美渓沿いでは観光客らが大勢詰め掛け、馬上の花嫁に手を振りながら「結婚おめでとう」「すてきなお嫁さんだね」などと祝福した。

 同センターでは長持ち受け渡しや抱き入れ、三三九度など、婚礼の儀式が執り行われた。

 耕一さんは「地域の皆さんのおかげで、古里で素晴らしい式が挙げられた」と感謝。純子さんは「花嫁役をやるのは少し恥ずかしかったが、たくさんの方に温かく祝ってもらえてうれしかった」とほほ笑んでいた。