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コラム 記者ワープロ

仏の教え 拍子に乗せ 叡山講福聚教会

(11/22)
鈴とかねで拍子を取りながら詠歌を唱える受講者

鈴とかねで拍子を取りながら詠歌を唱える受講者

きょうまで詠唱・舞踊研修

 平泉町の平泉ホテル武蔵坊で21日、天台宗のご詠歌団体「叡山講福聚教会」の陸奥地方本部が主催する詠唱・舞踊研修会が始まった。岩手、宮城両県を中心とした会員72人が参加し、詠讃歌や詠歌舞踊の習得に励んでいる。22日まで。

 青森、岩手、宮城の3県をエリアとする同地方本部の会員のうち岩手、宮城両県の会員をはじめ福島県からも参加。総本部から6人の講師陣を招聘(しょうへい)し、詠唱と舞踊について階級別に六つの教室に分かれて10の講座を受講。最終日の22日には教導職の検定試験に臨む。

 開会式で陸奥地方本部の菅原光中本部長は、2017年11月に花巻市で奉詠舞の東日本大会の開催が予定されていることを踏まえ「良い大会にできるようしっかり教えを受けてほしい」とあいさつ。陸奥教区宗務所の千葉亮賢所長は「来年は大きな大会があり、研修を深め、さすがと言われるよう勉強してほしい」と語り、受講者の頑張りに期待を寄せた。

 ご詠歌とは仏の教えを短歌にして唱える「詠歌」と、五・七調で仏をたたえた詩を唱える「和讃」の総称。詠歌を始めたばかりの受講者を対象にした教室の最初の講座では、ご詠歌の基礎基本に理解を深めた上で、発声や拍子の取り方などを練習した。

 受講者は講師の話に熱心に耳を傾け、鈴とかねで拍子を取りながら詠歌を唱え、町内から受講した伊藤ヨシ子さん(70)は「始めたばかりで、毎日の積み重ねが大事だと感じている。研修を通じて先生や先輩方の声を聴き、早く追いつけるよう努力したい」と話していた。