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コラム 記者ワープロ

「あちこちで 開いてもらう 生き字引」

(12/2)

本屋の店員さんが選ぶシニア川柳

第4回「本屋の店員さんが選ぶシニア川柳」の入選作品を掲載したポスター。411句の応募作品から選ばれた10句を一覧できる=一関市大町の北上書房

第4回「本屋の店員さんが選ぶシニア川柳」の入選作品を掲載したポスター。411句の応募作品から選ばれた10句を一覧できる=一関市大町の北上書房

全国から411句
“真骨頂”10句入選

 一関市シニア活動プラザが主催、同市書店組合が協賛した「本屋の店員さんが選ぶシニア川柳」の入選作品10句が決まった。全国33都道府県の161人から411句の応募があり、最高賞「本屋店員大賞」には千葉県市川市の酒乱Qさん=応募当時(64)=の「あちこちで 開いてもらう 生き字引」が選ばれた。地元の一関市から入選した2人の句を含め、ポスターとして同組合加盟店などで掲示されている。

 55歳以上を対象にした毎年恒例の企画で、第4回となった今年のテーマは「シニア」「セカンドライフ」。1人3句まで郵送やファクス、電子メール、投句箱を設置した同組合加盟店9店で9~10月に募集し、書店員が審査した。

 インターネットの効果もあってか、北海道から長崎県まで全国各地から力作が届き、応募句数は第2回以降3回連続で400句を超えた。大賞に輝いた作品については「まさにシニアの真骨頂。経験を後輩に伝えるという大事を詠んでいて良かった」と講評された。

 一関市からは35人が87句を寄せ、佐々木勝義さん=同(71)=の「久し振り 声かけられて 誰だっけ」、虚弱体質さん=同(65)=の「夢に見た セカンドライフ 夢だった」が入選した。

 同プラザの佐藤公基所長補佐は「生き字引や読書といった言葉が見られるように、入賞作品は書店員ならではの視点で選ばれたようだ。バーチャルリアリティー全盛の時代だが、映像で表現しきれないものもあり、想像を広げていくのに言葉の力は大きい」と話す。

 入選者には表彰状と副賞の図書カードなどが贈られる。入選作品は次の通り。(敬称略、大賞受賞者と一関市在住者は除く、年齢は応募当時)

 「定年後 各駅停車で 夢を追う」ナンサン(76)横浜市、「違うらしい セカンドライフ 僕と妻」カジ(69)東京都豊島区、「敬老会 女子会ですと 妻主張」やーくん(59)神奈川県小田原市、「錆びかけた 脳に読書で さす油」磯部まき(58)川崎市、「元気だと こきつかわれる 子や孫に」豆助(76)大阪府枚方市、「退職し 炊事洗濯 妻の部下」洋ちゃん(64)熊本県玉名郡、「次あるか 互いを気遣う クラス会」斉藤和子(75)滝沢市