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コラム 記者ワープロ

色あせぬ昭和モダン 一関・呉服店 京都・明星軒

(12/3)
和洋折衷でモダンな柄の着物や帯が展示されている「昭和のきもの展」

和洋折衷でモダンな柄の着物や帯が展示されている「昭和のきもの展」

振り袖など展示

 一関市大町の呉服のたかはし屋で2日、昭和のきもの展「Showa Modern 京都・老舗問屋明星軒(めいせいけん)コレクション」が始まった。華やかな刺繍(ししゅう)が施された振り袖や和洋折衷の柄をあしらった羽織など“昭和モダン”の魅力にあふれた15点を展示し、来店者の目を引き付けている。5日まで。

 同店の取引先で、100年余りの歴史を持つ京都の老舗問屋「明星軒」の協力を得て開催。女性の社会進出とともに洋装文化が広まり始め、和装においても斬新な色柄が取り入れられた昭和初期から中期にかけての着物を紹介している。

 バラの地文様に松の柄を配した絵羽羽織をはじめ、金糸の刺繍と大胆な花柄が印象的な振り袖、あでやかな唐織で鳳凰(ほうおう)と鶴を織り上げた丸帯など、粋なデザインが勢ぞろい。来店者は「今の時代でも通用しそう。どんな人が着ていたんだろう」「大胆な柄がすてき」などと見入っていた。

 刺繍工芸の分野で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された福田喜重さんの作品展も併せて開催。糸の選択から箔(はく)までの全工程にこだわった繊細な刺繍が、来店者の注目を集めている。

 展示時間は午前10時から午後6時30分(最終日は4時)まで。入場無料。畠山克宏営業企画部長は「激動の昭和時代を彩ったシックでモダンな装いを楽しんでほしい」と呼び掛けている。