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コラム 記者ワープロ

機械加工 マイスター認定 高専職員2人

(12/7)
厚労省のものづくりマイスター認定を受けた一関高専の小岩さん(左)と高嶋さん

厚労省のものづくりマイスター認定を受けた一関高専の小岩さん(左)と高嶋さん

後進育成 誓い新た

 一関工業高等専門学校(柴田尚志校長)の技術専門職員の小岩俊彦さん(44)と高嶋あつ也さん(38)が、高い技能を持った技術者に与えられる厚生労働省の「ものづくりマイスター(機械加工)」の認定を受けた。旋盤を駆使した実技指導などが高く評価されたもので、同校初の認定者となった。2人は喜びをかみしめながら、後進の育成に励んでいくことを誓っている。

 ものづくりマイスターは同省が2013年から取り組んでいる事業で、技能尊重機運の醸成や技術者の育成を支援する制度。マイスター認定者は企業や教育訓練機関などへ派遣され、若手技術者にノウハウを伝授する。県内では127人が認定を受けている。

 6日に一関市萩荘の同校で認定証の交付式が行われ、関係者ら約10人が出席。県職業能力開発協会の堀江廣志コーディネーターが2人に認定証を手渡した。

 小岩さんは1995年、高嶋さんは97年から同校に勤務し、学生たちに機械加工の基礎を指導してきた。2人とも勤務をしながら自身の旋盤技術を高め、企業や研究機関を対象に行われている技能大会での受賞歴もある。

 堀江コーディネーターによると、現役の教員が認定を受けるのは県内では初という。柴田校長は「2人とも若いのに認定を受けて驚いているし、本校としても誇りに思う。学生や他の教職員たちにも良い刺激になるはず」と期待していた。

 小岩さんは「20年の実務で機械加工に関するノウハウは身に付けてきた。これからは自分の持っている技術を次世代に伝え、人材育成に協力していきたい」と笑顔。高嶋さんは「マイスターの中では自分はまだ若手。自分の技能にさらに磨きを掛けながら、岩手のものづくり産業に寄与できる技術者を育てていきたい」と気持ちを新たにしていた。