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コラム 記者ワープロ

流し台、ガスこんろ、冷蔵庫に大鍋も 緊急時厨房 活用へ

(12/9)
学習スペースに隣接したあいぽーとの緊急時厨房。防災関連の目的に限り、一般利用にも応じていく

学習スペースに隣接したあいぽーとの緊急時厨房。防災関連の目的に限り、一般利用にも応じていく

あいぽーとが試験利用開始
防災教育、災害訓練に

 一関市狐禅寺の北上川学習交流館あいぽーとは、今月から緊急時厨房(ちゅうぼう)の利用を試験的にスタートさせた。設備を正常に使用できる状態に保つとともに、研修や炊き出し訓練に活用してもらい、地域の防災意識高揚につなげる。

 同館には学習スペースに隣接してカウンター式の厨房が設けられているが、災害対応で支援者が滞在した際などを除き、開館から10年以上ほとんど活用されることがなかった。シャッターで閉鎖して備品の保管場所としていたが、広々とした空間に流し台やガスこんろ(いずれも3台)、大型冷蔵庫、大鍋、炊飯ジャーなどが豊富に備えられており、「このまま眠らせておくのはもったいない。いざというときに迅速に使えるよう、なるべく利用した方がいい」と利用機会を増やすことにした。

 同館スタッフらでガスの元栓の場所や瞬間湯沸かし器などが正常に機能することを確認し、3日の「いちのせき100万人のキャンドルナイト」(一関世代にかける橋主催)でのカフェイベントで試験的に開放。カウンターを通じて学習スペースにいる来場者にお茶やコーヒーを提供し、好評を博した。

 今後は防災教育や災害訓練を目的とした活動に限り、同館を管理する国土交通省岩手河川国道事務所一関出張所と相談した上で利用に応じる。同館の齋藤一公事務局長は「非常用電源もあり、設備は十分に整っている。学習スペースと合わせて研修などに活用してもらい、災害への備えを万全にしてほしい」と期待を込めている。問い合わせ先は同館=0191(26)0077=。