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コラム 記者ワープロ

新年彩る八重桜満開 毛越寺

(12/11)
八重桜を作り、桜の枝に飾り付ける毛越寺の職員

八重桜を作り、桜の枝に飾り付ける毛越寺の職員

 平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)で、新年に同寺の各堂に飾る八重桜作りが最盛期を迎えた。和紙で桜をかたどった飾り花で、作業が行われている旧宿院の一室は、一足早く華やいだ雰囲気に包まれている。

 八重桜は、花びらのように型抜きし縁を赤く染めて折った和紙10枚を貼り合わせて一つの花に仕上げ、桜の木の枝に飾り付ける。新年に合わせて、常行堂と開山堂、位牌(いはい)堂に飾られるほか、国指定重要無形民俗文化財「延年の舞」の小道具として使われる。

 11月中旬に作業を開始し、10、11の2日間で約300個の八重桜を制作。10年以上にわたって八重桜を作る同寺の岩渕暁美さん(51)は「今年は世界遺産登録5周年や、御朱印ブームもあり多くの人に訪れていただいた。神聖な場所に飾る花なのできれいに作りたい」などと語り、一つ一つ丁寧に仕上げていた。

 同寺は、正月三が日の人出を前年よりやや多い約7万5000人と見込んでおり、新年の準備で慌ただしい日が続く。28日にはお供え用の餅つきや大しめ縄の飾り付け、30日には初詣客が買い求める縁起物の加持祈祷(きとう)が行われる。