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コラム 記者ワープロ

雑紙排出を簡便化 紙製袋・箱の使用容認

(12/20)
来年2月から紙袋、紙箱での「雑紙」排出が可能となる一関、平泉両市町

来年2月から紙袋、紙箱での「雑紙」排出が可能となる一関、平泉両市町

来年2月から実施一関広域行政組合
資源回収促す

 一関地区広域行政組合と一関、平泉両市町は、焼却ごみの減量化に向け、「雑紙(ざつがみ)」と呼ばれる包装紙やメモ用紙、封筒などの排出方法を変更する。従来は雑誌やカタログなどの冊子と一緒に紙ひもで束ねなければならなかったが、紙製の袋や箱に入れた状態でも出せるよう簡便化する。同組合などは、ごみの減量化と資源回収の促進につながる新たな取り組みとして効果に期待しており、両市町の各世帯にチラシを配布して周知を図った上で2017年2月から実施する。

 雑紙は、包装紙やトイレットペーパーの芯、カレンダー、メモ用紙、封筒、紙ケース、紙箱といったリサイクルが可能な紙類で、一般家庭から排出される場合、可燃ごみに混入されやすいという課題がある。

 従来より簡便な方法で排出できるようにすることで燃やすごみの量を少なくし、紙ごみを再生資源として有効活用していく狙いから、従来からの紙ひもで縛る方法に加え、紙袋と段ボール以外の紙箱でも排出できるようにする。

 紙袋で出す場合は、飛散防止のため、ホチキスやテープなどで口をふさぎ、紙箱の場合はふたをしてテープなどで止める必要がある。

 同組合によると、一関、大東両清掃センターに持ち込まれる一般廃棄物は、乾燥重量比で50%以上が紙や布類だが、紙類の回収量は11年度実績1638トンに対して15年度実績が25%減の1230トンと減少傾向にある。

 一方で、古紙が不足状態にあり紙類の売却単価は上昇。新聞紙で31%、段ボールで35%上昇しているという。

 同組合管理者の勝部修市長は19日の定例会見で「雑紙の出し方を容易にすることで資源としてさらに有効活用し、焼却する廃棄物の減量化に結び付けていきたい」と語った。