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コラム 記者ワープロ

前島密 ここに投宿 郵便局長会一関東部会

(12/23)
県南部地区郵便局長会一関東部会が寄贈した「前島密宿泊の地」説明板

県南部地区郵便局長会一関東部会が寄贈した「前島密宿泊の地」説明板

大東・渋民地内に説明板

 明治時代に郵便制度の確立に尽力した政治家で官僚の前島密の宿泊地を示す説明板が、一関市大東町渋民地内に設置された。県南部地区郵便局長会一関東部会(西城浩行会長)が地元の芦東山先生顕彰会(永澤國雄会長)に説明板を寄贈したもので、22日に除幕式が行われ、関係者が前島密と渋民、芦東山のつながりが末永く語り継がれることを祈った。

 前島密は1835(天保6)年、新潟県上越市に生まれた。航海術などを学ぼうと58(安政5)年に江戸から函館を目指す途中、路銀を失う災難に遭う。この時仙台で、芦東山を輩出した磐井郡東山地方は学問に関心を持つ人が多いと紹介されて渋民に向かい、現在の芦みつえさん方に投宿。主人と友好を結んで謝礼をもらい、これを函館までの旅費に充てた。

 説明板は、芦さん方の道路に面した敷地に設置。2003年にも設置されたが、老朽化により傷みが激しく、同部会の公益事業として新調された。

 除幕式で永澤会長は「郷土の誇りとなる素晴らしいものを贈っていただいた」と謝辞を述べた。

 西城会長は「前島密翁は“近代郵便制度の父”といわれる偉大な人物。郷土の歴史の研究と史跡を守り伝える活動の一助となれば」と願っていた。