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コラム 記者ワープロ

「奥の細道」コースで サミットが署名活動

(12/24)

東京五輪聖火リレー
市、来月15日まで展開

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、一関市や平泉町など全国38の自治体・団体でつくる「奥の細道サミット」(会長・小川敏岐阜県大垣市長)は、俳聖・松尾芭蕉が歩いた「奥の細道」を聖火リレーコースにしてもらおうと、署名活動を展開している。目標は10万人で、最終的には要望書として大会組織委員会(森喜朗会長)に提出する。一関市では、市内総人口の3%(約3600人)以上を目標に17年1月15日まで署名への協力を呼び掛けている。

 奥の細道は、日本を代表する俳人芭蕉が1689(元禄2)年に弟子の河合曾良と一緒に歩いた現在の東京都江東区深川から大垣市までの道のり。約2400キロを訪ね歩いて完成させた「おくのほそ道」は日本を代表する紀行文学の傑作とされる。

 このルート沿いの自治体と団体で構成する奥の細道サミットは「近世・近代を通じて今なお往時の雰囲気を伝え、世界に誇ることができる日本象徴の地となっている」と自負し、奥の細道の聖火リレーコース選定実現に向けて署名活動を実施している。

 選定を目指すのは、大垣市から深川までとする奥の細道の逆ルートに加え、新国立競技場をゴールとするコース。平泉町の高舘や中尊寺、一関市、宮城県松島町なども含まれている。

 一関市では市役所本庁・各支所、各市民センターに署名用紙と回収箱を配置しており、本人の承諾があれば代筆できる。市のホームページから署名用紙を入手して提出することも可能で、多くの市民の協力を呼び掛ける。

 市まちづくり推進部の千葉せつ子政策推進監は「東京五輪は日本として大きなイベント。そこに関わることは東北の人たちの記憶に残るだけでなく、地域資源を見つめ直す機会にもなる。五輪を成功に導いていくという思いで取り組みたい」と話している。

 聖火リレーのルート設定をめぐっては、組織委の森会長が「スポーツの力による復興が最優先のテーマ」として東日本大震災の東北被災3県や熊本地震の被災地でも実施したいとの考えを示している。