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コラム 記者ワープロ

高校生秀作に輝く 道風の書臨書作品展 二高千葉さん

(12/24)
第35回道風の書臨書作品展高校生の部で2位に当たる秀作に輝いた千葉さん

第35回道風の書臨書作品展高校生の部で2位に当たる秀作に輝いた千葉さん

始めて1年で快挙

 県立一関二高書道部の千葉彩可さん(1年)は、第35回道風の書臨書作品展高校生の部で、2位に相当する秀作に輝いた。全国から出展された2985点の中から29点が秀作に選ばれ、千葉さんは東北で唯一の受賞者。書道を始めて1年目での快挙に、「自分が選ばれるとは思っていなかったが、こんなに素晴らしい賞を頂けてうれしい」と喜びをかみしめている。

 作品展は、書道の「三跡」の一人に数えられる小野道風(894~967年)の偉業を後世に伝えるとともに、書道文化の発展につなげようと、道風記念館のある愛知県春日井市が1982年から開催している。

 千葉さんは、道風の書作品「屏風土代 惜残春の詩」の中から「落花狼藉」の四文字に挑戦。行書と草書が混じり合った独特の書体のため、忠実に再現するのが困難だったものの、「9月から1カ月間、部活動と家でほぼ毎日筆を取り、道風の字に近づけようと練習を重ねた」という。

 緩やかで変化のある線や丸みを帯びた字など、道風の書の特徴をうまく捉えていたことなどが認められ、2015年に続いて同部で2人目となる秀作を受賞。顧問の佐竹茂教諭は「(千葉さんの字は)初心者ということもあり、変な癖がない。技術の習得も早く、課題を上手に表現することができる」と評価。千葉さん以外にも部員3人が入選となり、「これからの成長が楽しみ」と期待する。

 中学時代はバレー部だったが「字がうまく書ける人はかっこいい」という憧れもあり、書道部に入った千葉さん。「今まで以上に練習し、他のいろんな書体にも挑戦しながら上達を目指したい」と意欲を燃やす。

 千葉さんの作品は来年1月20日から10日間、同記念館に展示される。