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コラム 記者ワープロ

地域ぐるみで見守り 平泉・長島放課後子供教室 文科大臣表彰受賞

(12/25)
文部科学大臣表彰を受賞した「長島わくわくフィールド」の運営に携わるボランティアやコーディネーター

文部科学大臣表彰を受賞した「長島わくわくフィールド」の運営に携わるボランティアやコーディネーター

 平泉町の長島小学校児童を対象にした放課後子供教室「長島わくわくフィールド」が、2016年度の優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞した。町教委が実施主体となり、地域ぐるみで多くの大人が見守ることで子供が安心して活動できる居場所づくり、体験活動の場を提供していることが評価された。関係者は受賞を励みに子供たちのための取り組みの継続を誓う。

 同表彰は、地域と学校が連携・協働して社会総がかりで子供たちの成長を支えるため、他の模範となる学校支援活動や放課後子供教室、土曜日などの教育活動をたたえるもの。

 長島わくわくフィールドは07年度にスタート。学校の体育館や特別教室、多目的ホールなどを活用して毎週月曜日を「まなびの教室」、木曜日を「あそびの教室」に分け、午後2時から4時ごろまで参加を希望する児童を対象に実施している。土曜日は町公民館を中心に自然体験や創作活動などの体験活動も行っている。

 運営に当たってはコーディネーターや学習アドバイザーを配置し、町地域婦人団体協議会やPTA、地域住民などがボランティアとして参加。近年はたばしね児童クラブと連携し、活動場所を小学校や児童クラブと共有したり、隣接する場所を使ったりすることで、多くの大人が子供たちの活動を見守る体制ができている。

 活動内容は子供たちの自主性に任せ、「あそびの教室」ではドッジボールやバドミントン、縄跳び、鬼ごっこなど低学年から高学年までが一緒に活動するのが特徴。「まなびの教室」では将棋やオセロ、昔遊びなどのほか、季節ごとの行事も大切にし、15年度は1日平均43人の児童が利用した。

 岩渕実教育長は「多くのボランティアが子供たちのために地道にこつこつとやってきたことが評価された」と受賞を喜ぶ。長年にわたりボランティア・スタッフとして運営に携わってきた猪岡英子さん(51)は「子供たちが好きなことを思い切りする時間にしてほしい。それを多くの大人が見守ることが地域全体で子供を育むことにつながる」と活動の意義を語る。

 表彰式は今月8日、都内の文部科学省で行われた。16年度は47都道府県の135団体の活動、県内は同教室を含む3団体の活動が表彰された。