ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年3月
« 2月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
コラム 記者ワープロ

巻けども糸をかし 大東土曜塾 体験交え養蚕史学習

(12/28)
煮込んだ蚕の繭から糸を引き出す児童

煮込んだ蚕の繭から糸を引き出す児童

 一関市大東町の3市民センターが主催する「大東地域学びの土曜塾(冬休み編) 糸っていとをかし!」は27日、同町の大東開発センターで開講した。児童がかつて大東地域で盛んに行われていた養蚕について講義や体験を通じ理解を深める。

 初回は同町の児童25人が参加。芦東山記念館業務推進員の小味浩之さんが蚕の繭から作られる絹の歴史や製糸工場の工程などについて解説したほか、糸紡ぎ体験、興田中学校での製糸道具見学、「たぬきの糸車」の上映、工作「和とじ、糸版画」などが行われた。

 このうち糸紡ぎ体験では、同町大原産の蚕の繭から生糸を取る作業を体験。煮込んだ繭から糸口を探して箸でつまみ上げ、糸を巻き取った。児童が巻いても巻いてもなかなか繭は尽きず、小味さんが「一つの繭からは、大体1500メートルくらいの糸が取れる」と説明すると、驚きの声が上がっていた。

 鳥畑鉄平君(大原小学校3年)は「巻き取るのが意外と難しい。こんなに糸が取れるとは思わなかった」、尾形晴花さん(大東小3年)は「巻き続けるのは大変だけど、楽しい」と話していた。

 最終日は2017年1月11日に実施。蚕の餌となる桑の葉を使ったお菓子作りや草履のストラップとこまの工作、子供パンフレット作製などに取り組む。