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コラム 記者ワープロ

喉越し抜群 自然薯そば

(12/31)
自然薯は粘りが違う。喉越しも良く、これを食べたら他のものは食べられない―と太鼓判を押す法人関係者

自然薯は粘りが違う。喉越しも良く、これを食べたら他のものは食べられない―と太鼓判を押す法人関係者

 初詣にそばはいかが―。平泉町の農産物加工直売施設「毛越寺門前直売あやめ」で、除夜から元日までの限定で「自然薯(じねんじょ)そば」が提供されている。町特産の自然薯をたっぷりと掛けた喉越し抜群の一杯が、冷え切った参拝者の体を温める。

 提供するのは、同施設を運営する農事組合法人アグリ平泉(佐々木正代表理事)。そばに煮干しが効いた香り豊かなつゆを掛ける。自然薯はすり下ろしても箸でつかめるほど弾力があるため、白だしで溶いてとろろ状にしてトッピング。とろみが手伝って最後の一滴を飲み干すまでにさほど時間はかからない。

 自然薯はこの強力な粘りと高い栄養価が特徴で、山菜の王様とも呼ばれる貴重品だ。平泉の特産品を作りたいと、10年以上にわたってこの自然薯を生産する同法人理事で平泉自然薯の会代表の千葉信夫さん(67)が教えてくれた。

 「平泉の風土は自然薯栽培に合っている」。研究を重ねて独自の栽培方法を編み出し、高品質な自然薯の栽培に成功した。丹精込めて栽培する自然薯は、今では町内の飲食店で通年で味わえるようになり、地元の製麺所では自然薯を使った乾麺も加工されるようになった。

初詣限定で販売される自然薯そば

初詣限定で販売される自然薯そば

 収穫期は12月から翌年3月にかけてで、初物を味わうなら今。千葉さんは「自然薯は昔から滋養強壮の自然食品とされ珍重されている。これを食べて1年間無病息災に過ごしてもらえれば」と勧める。

 自然薯そばは1杯600円。時間は31日午後11時から1日午後4時まで。自然薯の仕込み分がなくなり次第終了。初詣で初物をぜひご賞味あれ。