ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年1月
« 12月  
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 
コラム 記者ワープロ

作柄「総じて良い」 藤沢・白澤神社 かゆ占いでご託宣

(1/9)
境内でかゆを炊き、1年の天候と農作物の作柄を占った白澤神社の「御例」

境内でかゆを炊き、1年の天候と農作物の作柄を占った白澤神社の「御例」

 一関市藤沢町西口の白澤神社(小野稲男宮司)で7日夜、1年の天候と農作物の作柄を占う正月恒例の「御例(おためし)」が行われた。今年は雨や風が多く天候に不安はあるものの、農作物の作柄は総じて良いとの結果に、関係者も安堵(あんど)の表情を見せた。

 「御例」はかゆ占いの一種で、450年以上続く同神社の伝統行事。小さな竹筒を米、塩と共に鍋に入れ、わらを燃やしてかゆを炊き、竹筒の中に残った米粒の数で天候や作柄を占う。

 鍋に入れる19本の竹筒には、天候を判断する「日」「雨」「風」と、農作物の名が書かれ、竹筒の中の米粒が少ないと振るわず、多いと作柄に恵まれるとされる。

 同夜は、小野宮司や氏子ら15人が参加。山中の境内で、五穀豊穣(ほうじょう)を願う祝詞に続いて玉串がささげられ、灯明のろうそくから火を移してかゆを炊いた。

 炊き上がるまでの間、氏子らが田起こしから脱穀まで米作りの作業を再現。「精出せ」を意味する「セーヤレ、セーヤレ、セーヤレナ」と声を合わせて豊穣を祈願した。

 竹筒の中の米粒を数えた結果、「日」が3、「雨」は10、「風」は7となり、天候に不安が残った。米の作柄は「わせ」が2、「なかて」が3、「おくて」は5だった。

 その他の作物では「大豆」が10、「あわ」「大根」「くわ」が9、「小豆」「ごま」「あさ」が7、「小麦」「そば」「かいこ」が6などとなった。

 1と2が少なく、全般に作柄に恵まれるというご託宣となった。米粒が10粒を超えた場合は1桁の数を採用するが、今年は20粒も入った竹筒があり、関係者を驚かせた。

 小野宮司は「これまでなかった20粒もあり、最近にない結果。作柄は総じて良いようだが、何事も努力次第。今年もみんなで頑張りたい」と語っていた。