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コラム 記者ワープロ

食品加工 甘くない 一関二高3年生

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和風ウインナーを作る石川社長(左)と見学する一関二高の生徒

地元業者迎え製造実習

 地元企業から講師を迎えてウインナーソーセージの作り方を学ぶ食品製造特別講座が17日、一関市赤荻の県立一関二高の清水農場で開かれ、3年生が実習を通じて食材や加工に理解を深めた。

 食品製造や生物活用の科目を選択している3年生約20人が受講。市内でハムやソーセージなどを製造、販売している一関ミートの石川聖浩代表取締役社長が指導した。

 石川社長は、自社農場で生産した豚肉を用い、シイタケやニンジンなどの野菜を加えて和風味に仕上げる「和風ウインナー」の作り方を紹介。羊の腸に生地を詰めてウインナーの形に手早く整えながら、「なるべく空気が入らないように。隙間ができてゆでる時に水がたまると、微生物が繁殖しやすくなる」と話すなど、工程のポイントを分かりやすく説明した。

 プロの技を目の当たりにした生徒たちは「すごい」「売り物みたい」などと驚き、早速挑戦。専用の機械を使いながら協力して作業を進めた。

 出来上がったウインナーを慎重に扱っていた佐藤理子さん(18)は「新鮮な肉で、にゅるにゅるして破けそうな感じだった。ソーセージ作りは小学校の時にもやったことがある。こうして地元の人がいろいろ教えてくれる機会は良い」と意欲的に取り組んでいた。

 この講座は、地域農業担い手確保のための研修会を兼ねて開かれ、市農政課やJAいわて平泉、一関農業改良普及センター、農業分野の生産技術科を置く県立千厩高の職員が見学した。同センターの高橋英明所長は「生徒たちが食べ物の作られる過程を垣間見られる機会だ」と評していた。