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コラム 記者ワープロ

藤沢産食材 パン完成 中学生に地元店協力

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地元食材を使ったパンの開発へアイデアを出し合う伊東さん(左)と藤沢中の生徒=2016年11月(資料)

2種 限定販売へ

 一関市藤沢町の中学生がアイデアを出し合い、地元のパン店と共同開発したオリジナルパンが完成し、5日のイベントで限定販売する。パンはリンゴや野菜、豚肉など地元の食材を活用した2種類で、中学生たちは「藤沢の食材をふんだんに使ったおいしいパン。ぜひ食べてほしい」と呼び掛けている。

 パンの開発に携わったのは、町住民自治協議会(千田博会長)が、若者の声を地域づくりに生かそうと中学生に参加を呼び掛けた「次世代プロジェクト」のメンバーで、藤沢中学校(鈴木秀行校長、生徒189人)の2、3年生の有志7人。

 町の良いところ、改善すべきところを話し合い、アイデアを出し合う中で生まれたのが、地元の食材にスポットを当てた地産地消によるパンの開発。全校生徒に協力してもらったアンケートで一番人気だったリンゴ、餅バイキングで振る舞われる「ふすべ餅」をヒントに考案した。

 完成したパンは生リンゴ、乾燥リンゴ、クルミを使った「りんごだっちゃ」、ゴボウやタマネギ、豚肉、もち米のあんを包んだ「もっちりふすべパン」の2種類。「りんごだっちゃ」はリンゴの異なる食感が楽しめるあっさりした甘さ、「もっちりふすべパン」は昔懐かしいほっこりする味に仕上がった。

 開発に協力した同町のいとう屋(伊東守店主)は、昨年秋から一緒に試作を続け、中学生のアイデアを商品化。店主の伊東さん(48)は「中学生が希望する軟らかいパンを実現させるため、普段は使わない生地を作るところから始め、ある程度のイメージができてからは順調に進んだ。若者の発想から生まれた、若者が好みそうなパンになった」と振り返る。

 これらのパンは、5日に藤沢文化センター「縄文ホール」で開催される地域づくりフォーラムでお披露目し販売する。「りんごだっちゃ」は210円、「もっちりふすべパン」は190円で、それぞれ100個の限定。販売はフォーラム終了後の午後3時30分からの予定。

 プロジェクトメンバーで3年の山口友樹乃さん、須藤瑞希さんは「200個の限定なので、この機会に買い求めてほしい。お客さんがいっぱい来てくれるとうれしい」、杉村一樹君は「藤沢ならではのおいしいパン。ぜひ食べてほしい」と来場を呼び掛けている。