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コラム 記者ワープロ

跳ね駒太夫黒デザイン 卒業生の原画活用

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卒業生の伊藤さんが原画をデザインした応援団旗。元教員の内田さん(右)が手元にあった原画を染工場に持ち込み応援団旗を製作した

元教員、千厩高へ応援団旗

 県立千厩高校(稲森藤夫校長、生徒546人)に、一関市千厩町が産地と伝えられる源義経の愛馬・太夫黒が描かれた応援団旗が寄贈された。二十数年前の卒業生がデザインした絵を元教員が工場に依頼して染め抜いたもので、同校は「高総体をはじめ、スポーツ行事などで広く活用したい」と感謝している。

 太夫黒の絵を描いたのは1992年度卒業生の伊藤りよさん(同市藤沢町出身)で、在籍当時は美術同好会に所属していた。この頃に同校で応援団を担当していた内田正好さん(71)=同市川崎町=が、伊藤さんに「自分なりのイメージで描いてほしい」と太夫黒の原画制作を依頼した。

 当時、応援団旗のデザインにすることは秘密で、完成後に驚かせるつもりだったが、伊藤さんの卒業や内田さん自身の転勤などが重なり、二十数年もの間、保留になっていた。昨年11月末、伊藤さんが地元にいることが分かり、本人に旗のデザインに用いる了承を得て実現に至った。

 伊藤染工場(同市川崎町)に原画を持ち込み、横3メートル、縦2メートルほどの大きさの旗に染め抜いて完成させた。「跳ね駒太夫黒」の文字と共に、躍動感あるりりしい太夫黒の姿が団旗の中心に据えられている。

 応援団旗の贈呈は2日に同校で行われ、稲森校長は「近いうちに全校生徒にお披露目し、スポーツ行事や入学、卒業などの式典にも飾らせてもらいたい」と喜んだ。

 内田さんは「伊藤さんは当時描いたことを覚えており、太夫黒をデザインに応援団旗を作りたいと伝えると驚いていた」と語り、「太夫黒は千厩のシンボルなので、全校生徒からOBまで多くの人に見てもらいたい」と願っていた。