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コラム 記者ワープロ

一関地区まちづくり推進協 孤食に着目、交流機会を

(2/9)

「こどもしょくどう なのはな」のポスターを手にする若山部会長

野菜カレー 一緒に 19日、こどもしょくどう

 一関地区まちづくり推進協議会(齋藤祥三会長)は、小中学生が交流しながら一緒に食事を取る居場所づくりとして、19日午前11時から一関市大町の一関市民センターで「こどもしょくどう なのはな」を開催する。子供の「孤食」に着目し、多くの人と交わることや食事を共にする楽しさを体感してもらうため、地区内の児童生徒を対象に試験的に実施し、反応を踏まえて今後の在り方を探っていく。

 共働き家庭や一人親世帯が増えていることを背景に、同協議会コミュニティ検討部会(若山義典部会長)は子供たちの朝食の実態を知ろうと、一関、南両小学校と桜町、一関両中学校を訪問。校長らからは「食べている子は多いが、ご飯やパンのみというのが多い」「一人で食べる子、全く食べない子もいる」などの声が聞かれた。

 こうした状況を踏まえ、同部会は「子供たちが気軽に集まれる場所をつくり、交流の楽しさや大勢で一緒に食事を取ることの喜びを感じてほしい」と、こどもしょくどうを企画。児童生徒の健全育成にもつなげる。

 当日の昼食は、栄養バランスなどを考慮して栄養士や野菜ソムリエとも相談し、野菜をふんだんに使ったカレーライスに決定。同センターがあるなのはなプラザ1階の産直「新鮮館おおまち」に野菜などを納入する生産者らの協力を得て、地元産のコメや肉、野菜を多く使って100食限定で作り、児童生徒100円、保護者200円で提供する。

 また、学習支援にも取り組み、宿題ができるコーナーを設置。一関修紅高校の生徒有志がボランティアとして参加し、子供たちと交流する。

 対象は両小・中の児童生徒やその保護者。各校の児童生徒には既にチラシを配布して参加を呼び掛けた。若山部会長(61)は「子供が一人で食事を取っていると、食事の正しいマナーを身に付けることも難しくなる。地域全体で子供たちを育てたい」と意義を強調し、「みんなと一緒にいることの素晴らしさを子供たちに感じてほしい。他地区に同様の取り組みが広がるきっかけにもなれば」と期待する。

 問い合わせ先は同協議会事務局の同センター=0191(21)2148=。