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コラム 記者ワープロ

菓子、えと一堂に ちりめん細工作家高橋さん 古里で個展

(2/10)

作りためた600点余りのちりめん細工を展示している高橋さん

「和の魅力知って」

 一関市町浦のちりめん細工作家高橋よう子さん(60)は、実家が営む同市大町の「呉服のたかはし屋大町店」で作品展を開いている。駆け出しの頃に作ったえとのマスコットや、伝統のひな菓子を布で再現して雑誌に取り上げられた力作など、これまで作りためた600点余りを展示。「日本人の遊び心が詰まったちりめん細工の文化に親しんでほしい」と呼び掛けている。13日まで。

 高橋さんはちりめん細工作家の望月葉瑠さんに師事し、1980年から創作活動を始めた。首都圏を中心に個展を開催しているほか、NHKのテレビ番組で講師を務め、雑誌やカレンダーへの作品掲載も行っている。

 90代の母親の介護のため、3年前に帰郷。地元ではつるしびな展などのイベントを通じ、ちりめん細工に興味を持つ人が多くいることから、これまでの作品を集めて大規模な個展を企画した。

 子供の着物に魔よけとしてあしらわれた「背守り」をはじめ、押し絵の技法を用いてボタンの大輪を表現した袋物、大小のニワトリのマスコットなど多彩な作品を展示。このうち金沢市の伝統的なひな菓子をテーマにした「金花糖」は、タイの尾頭付きやブドウの美、桃の花、白梅などを全てちりめんで再現。袋物や縁起物の括(くく)り猿の作り方を応用して制作しており、祝い台に華やかに盛り付けている。

 高橋さんは「同じように切った布でも、縫い方次第で全く違う物が出来上がるのがちりめん細工の魅力。そのかわいらしさや美しさを楽しんでもらえれば」と思いを語っている。

 展示時間は午前10時~午後6時30分(最終日は4時)。入場無料。