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コラム 記者ワープロ

大原水かけ祭り 県無形文化財指定へ

(2/11)

県無形民俗文化財に指定するよう答申された大原水かけ祭り=2016年2月、一関市大東町

保護審、新たに4件答申

 県文化財保護審議会(会長・佐藤由紀男岩手大教授)は10日、一関市大東町の大原水かけ祭り(無形民俗文化財)など4件を県文化財に指定するよう県教委に答申した。指定されれば、県指定文化財は385件となる。

 県教委や一関市教委によると、大原水かけ祭りは江戸時代の1657(明暦3)年の「明暦の大火」の翌年から始まったとされ、「火防祈願」と「厄払い」を発展させた祭りとして地域に伝承されてきた。

 明暦の大火の言い伝えは現在も東京を中心に残っているが、祭りとして昇華している大原水かけ祭りは全国的にも珍しく、“天下の奇祭”とも呼ばれている。1月18日に始まったとされるが、現在は毎年2月11日に一関市・大東大原水かけ祭り保存会(鈴木功会長)が開催し、例年県内外の男性200~300人が参加している。

 白木綿の腹巻きにわらじ履きの「裸男」と呼ばれる男たちが沿道から清め水を浴びながら、商店街に設けられた5区間約500メートルを駆け抜ける。伝統の衣装を着て裸男の後ろを付いて走る「加勢人(かせっと)」と呼ばれる子供たちも参加する。

 2005年に一関市無形民俗文化財に指定されている。今後は県教育委員会議の議決などを経て正式指定となる。