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コラム 記者ワープロ

防火や息災願い裸男駆け抜ける 大東大原水かけ祭り

(2/12)

清め水を浴びながら裸男が商店街を駆け抜けた一関市・大東大原水かけ祭り

 天下の奇祭「一関市・大東大原水かけ祭り」(同保存会主催)は11日、同市大東町大原地内で行われた。282人の裸男が沿道からの清め水を浴びながら力強く大原の商店街を駆け抜け、地域の防火や無病息災などを願った。

 地元の厄年男性ら142人のほか、県内外から140人の参加があり、北は北海道、南は鳥取県から裸男たちが集結。白木綿の腹巻きにわらじ履き姿で八幡神社に向かい、厄払いと火防を祈願した。その後、スタート地点の中島橋近くに集まり、出発の合図を待った。

 力強い掛け声を上げて気合を入れた裸男たちは午後3時、出発を告げる「旗切り」の合図で勢いよく駆け出した。商店街に設けられた5区間で沿道から勢いよく清め水が浴びせられ、厄を落とした。

 2回目の参加という自営業千葉博幸さん(42)=同市東山町字松川=は、川に入って納め水を浴び「家族みんなの厄を払い落して健康な年を過ごしたい」と語っていた。

 祭りは1657(明暦3)年の「明暦の大火」を受け、火防祈願と火防宣伝を兼ねた祭りとして始まったと伝えられ、今回が359年目。県文化財保護審議会は10日、県無形民俗文化財に指定するよう県教委に答申した。

 保存会の発表によると、来場者数は2万5000人だった。