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コラム 記者ワープロ

笑顔広がる「ことばの時間」 モデル園で公開参観 市教委

(3/1)

厳美幼稚園で行われた「ことばの時間」の公開参観で、教諭が示した漢字のカードを元気よく読み上げる園児たち

 一関市教委は、市内の幼稚園や保育園など5園をモデル園に「ことばの時間」を設け、子供たちが豊かな表現力を育むための学習活動を進めている。2017年度からプログラムを変更し、実施施設を17園に拡大することから、2月14日から28日までの全3回の日程でモデル園での公開参観を実施。最終日は厳美幼稚園で市内の幼稚園教諭や保育士らが漢字を交えた言葉遊びなどの活動を見学し、今後の取り組みの参考とした。

 モデル園では16年度、専門の教材を使って毎日30分程度で「ことばの時間」を実施していたが、時間に追われてプログラムを消化する展開となったため、教育関係者らで内容を再考。学習時間を20分程度にし、しり取りや物語作りなどの言葉遊びを多く盛り込んだ新たなプログラムで試験的に取り組むこととした。

 公開参観は「ことばの時間」のイメージをつかんでもらおうと実施。28日は市内の幼稚園や保育園、こども園の職員ら約20人が参加し、厳美幼稚園の4、5歳児のクラスを見学した。

 このうち5歳児のクラスでは、園児8人が「思い出」「世界」「愛する」「お母さん」といった漢字交じりの言葉が書かれたカードを次々と読み上げたほか、音の響きやリズムを楽しみながら、正岡子規の俳句などを元気よく音読。漢字カードを使ったかるたにも挑戦し、和気あいあいと多彩な言葉に親しんだ。

 藤沢こども園の保育教諭加藤有悟さん(29)は「初めてことばの時間を見学したが、子供たちが楽しめる工夫がたくさんあって感心した」と参考になった様子。厳美幼稚園の佐々木悦子園長は「子供たちの言葉に対する吸収力は素晴らしく、漢字の意味や同じ字で読み方が違うことも自然に理解できている。今後も遊びを取り入れながら続けたい」と語っていた。