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コラム 記者ワープロ

風水害の記憶 後世へ カスリン・アイオン台風70年

(3/8)

カスリン・アイオン台風70年にちなんで作製されたロゴマーク

節目の来年度
語る会やパネル展
岩手河川国道事務所など
ロゴマークを作製

 国土交通省岩手河川国道事務所と県、一関市は、「カスリン・アイオン台風70年」にちなんだロゴマークを作製した。1947年のカスリン台風、48年のアイオン台風と2度にわたる風水害の記憶や教訓を後世に伝え、今後の災害で被害の最小化を目指す思いを表現した。70年の節目を迎える2017年度は、3機関が中心となって被災者による語る会やパネル展示、住民の防災意識高揚に向けたシンポジウムなどを計画しており、ロゴマークは事業周知などの際に活用していく。

 ロゴマークのデザインは、7の青い線を北上川とその支流、緑の線を整備された堤防とし、0の水色の渦は大型の台風をイメージ。標語は「胸に刻もう『カスリン・アイオン台風70年』~風化させない歴史とつなげる未来~」とした。

 来年度は3機関のほか、北上川流域自治体、NPO団体などが連携して事業を実施することにしており、これまでの水害を振り返り、これからの防災について住民一人ひとりがしっかり認識し、胸に刻んでもらおうと年間を通じた取り組みを展開する。

 主な取り組みとして、水害の記憶や教訓を後世に伝えるための語る会やパネル展を開催するほか、適切な避難行動を実践するための住民参加訓練を実施。地域の水害リスクや防災に関する知識を普及する目的でシンポジウムや出前講座の開催なども予定している。

 カスリン台風では、人的被害3600人余りのうち死者、行方不明者が約170人。アイオン台風では、人的被害1200人余りのうち死者、行方不明者が約700人に上った。