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コラム 記者ワープロ

和ハーブでカレー フェス向け勉強会・一関 摘み草活用提案

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竹内さん(左)の指導を受けて摘み草を取り入れたグリーンカレーの作り方を学ぶ参加者

 一関市の一関ハーブフェスティバル実行委員会などは8日、6月の同フェスに向け、同市大町のなのはなプラザで「和ハーブを使った料理勉強会」を開催した。地元の飲食関係者らが摘み草を取り入れたグリーンカレーなどを調理し、身近な山野草の薬効に理解を深めながら、オリジナルメニュー開発の参考とした。

 食を通じて一関藩医建部清庵が書物で紹介した“和のハーブ”の魅力を発信しようと、地元の建部清庵文化顕彰会と共催。同市や平泉町などから飲食店経営者、料理人ら35人が参加し、NPO法人日本つみくさ研究会副理事長として山野草を活用した地域おこしに取り組む竹内博さんの指導を受けて「摘み草(清庵)カレー」「キクイモサラダ」の2品を作った。

 このうち「摘み草カレー」は、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、クコの葉を使ったグリーンカレー。竹内さんは「オドリコソウは畑などどこにでも生えているが、香りが良くおいしい」「クコは川原などで採取でき、糖尿によく効く」などと薬効を紹介。参加者は興味津々の表情で聞き入っていた。

 摘み草は素揚げしてフードプロセッサーで粉状にし、手羽先や刻んだタマネギとともにカレーに投入。塩で味を調整しながら、じっくりと煮込んで完成させた。

 カレーはサラダとともに味わい、「まろやかな味が好き」「あまり辛くなくて食べやすい」などと舌鼓を打った。同市千厩町でカフェを経営する小山裕子さん(39)は「身近に食べられる草がこんなにあるとは知らなかった。どのような効果があるのかしっかり勉強した上で、オリジナルメニューを考案したい」と意欲を見せた。

 橋本志津実行委員長は「勉強会で得た知識を生かし、おいしく健康的なメニューを考えていただければうれしい。フェスが終わった後も、食を通じて末永く野草の魅力を伝えられるようにしたい」と語っていた。