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コラム 記者ワープロ

平泉・千葉恵製菓 岩手発信へ新商品

(3/10)

新商品「岩手がんづきフロランタン」などをPRする千葉代表取締役(中央)ら

がんづきベースに焼き菓子

 平泉町の千葉恵製菓(千葉正利代表取締役)は、岩手の食文化と職人の技を県内外に広めようと新たに「岩手がんづきフロランタン」を開発。さらに定番商品の「かりんとうまんじゅう」「天露ひとしずく」の包装デザインなどをリニューアルし、9日に本社の工場で開いた発表会で、新商品の魅力をアピールした。

郷土菓子のがんづきをベースに考案された「岩手がんづきフロランタン」

 新商品発表会には地元や盛岡市などから自治体、販売先関係者ら18人が出席。千葉代表取締役をはじめ、開発に携わったドミノデザインワークスの堀間匠さん、ローカルフードデザイナーで伝承料理研究家の坂本貴秀さん、同社の商品企画開発チーフの瀨戸芳浩さんが製法や味、パッケージデザインのこだわりなどについてそれぞれ紹介した。

 試食では「新感覚の味でおいしい」「上はサクサク、中はしっとりしていてバランスがいい」「見た目もおしゃれで、若い人も手に取りやすそう」などと好評だった。

 新商品の開発は、復興庁の専門家派遣集中支援事業の支援を受け、2016年秋ごろからスタート。

 新商品はフランスの焼き菓子フロランタンと郷土菓子のがんづきを組み合わせたもので、がんづきの材料である黒糖やクルミ、ゴマなどを用いて、香ばしい風味やふんわりとした食感を楽しめる一品に仕上げた。一人でも多くの人に届くよう個包装にしたほか、パッケージは長方形のスリムな箱にし、中が見えるよう透明のフィルムでふたをした。

 新商品開発に伴い、改めて定番商品の味を幅広い世代に知ってもらおうと、「かりんとうまんじゅう」「天露ひとしずく」のパッケージをリニューアル。サイズを一回りほど大きくして個包装にし、フロランタンと統一感を持たせるため同形の箱に詰めた。デザインはかりんとうまんじゅうが、同社の家紋などを散りばめてかわいらしく、ひとしずくは無地の箱に金色の滴をシンプルに描き、それぞれ高級感を演出した。

 千葉代表取締役は「復興に向けて私たちにできることはお菓子を作り続けること。今回の開発が岩手の食文化や商品のこだわりを感じてもらえるきっかけになればうれしい」と願っている。

 新商品および、新パッケージの商品は4月中旬から随時販売を予定している。問い合わせは同社=0191(46)2791=へ。