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コラム 記者ワープロ

医療・介護 働く喜び発信 市がパンフ 若手職員の対談も

(3/15)

一関市が作製した医療・介護職の魅力発信ジャーナル「VOICES」。広げると関係者のメッセージを集めたA2判ポスターになる

 一関市は、医療・介護職の魅力発信ジャーナル「VOICES」を作製した。薬剤師や介護福祉士といった地域の医療・介護の現場で働く若手職員の対談や一日のスケジュールなどを盛り込んだパンフレットで、関係者は「地域の未来を担う子供たちの職業選択のほか、これから医療や介護職に就く人たちの参考にしてほしい」としている。

 パンフレットは、市が2016年7月から12月まで全6回の日程で開いた「医療・介護職若手職員向け研修」の参加者が中心となって作製。市内の医療機関と福祉施設に勤務する約20人がグループワークを通じてそれぞれの現場の課題や魅力を掘り起こし、パンフレットの構成を決めて取材、写真撮影、レイアウトなどに取り組んだ。

 インタビュー記事では、理学療法士や看護師ら4人が現在の仕事を選んだ理由を紹介。「親に言われて進学したが、最初は理学療法士に全く興味がなかった。病院の見学や実習で面白さを知り、前向きになった」「高校の部活で人と関わることが楽しくなり、工業系の高校でありながら介護の資格を取った」など包み隠さずに語っている。

 作業療法士、介護福祉士の一日を密着取材した「職場潜入!リアルスコープ」や、看護師、薬剤師、介護福祉士が仕事に求める理想と現実とのギャップ、やりがいなどを率直に語り合った対談記事「ぼくらの“本音”talk」も掲載している。

 対談に参加し、パンフレット作製にも取り組んだ薬剤師斉藤学さん(32)=同市大東町出身=は「医療や介護についてイメージしやすい内容に仕上がった。地元で働こうとしている学生の皆さんに読んでほしい。作製に携わった自分たちにとっても苦労を共有し、顔の見える関係を築くことができ、良い経験になった」と振り返った。

 A5判8ページで、2000部を印刷。広げて裏面に返すと、研修参加者による「看護師になって幸せです」「たくさんの笑顔・感謝・感動に出会える仕事です」といったメッセージを掲載したA2判ポスターとなる。市内の医療機関や介護施設、市民センター、図書館などに配架している。