ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年5月
« 4月  
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031 
コラム 記者ワープロ

絆「太く、末永く」 30周年で記念植樹

(3/20)

姉妹都市締結30周年を記念して三春滝桜の子孫樹「愛姫」を植樹する勝部市長(左)と鈴木町長

市と姉妹都市福島・三春町

 一関市と福島県三春町の姉妹都市締結30周年を記念した植樹式は19日、同市字釣山の釣山公園内で行われた。勝部修市長と鈴木義孝町長が、同町にある国天然記念物「三春滝桜」の子孫樹を植樹し、さらなる交流発展を誓い合った。

 両市町は、江戸時代の伊達騒動を経て仙台藩主伊達政宗の正室・愛姫(めごひめ)の実家である三春田村家が所替えで一関藩主となったことを縁に、1987年に姉妹都市を締結。以来、観光振興や産業経済など多方面で交流を続けており、締結30周年にちなんだ記念事業として同公園内にある田村家ゆかりの田村神社の隣接地で植樹を行った。

 式では、勝部市長が「姉妹都市締結は歴史的なものだけでなく商工祭などの交流や産業振興にも結び付いており、これまでの交流の姿を理想形として情報発信し、市民町民挙げて絆を太いものにしていきたい。植樹された木は市の財産として育てていく」、鈴木町長も「一関市の市街地を一望できる田村家ゆかりのこの場所に植樹してもらえることは素晴らしい。30周年の記念の年を未来に向けた新たな出発点として記念樹の成長と共に一関市との絆が末永く続くことを願う」と述べ、植樹を行った。

 「日本三大桜」の一つに数えられる三春滝桜は樹齢1000年以上と推定される巨木で、今回贈られた子孫樹は鈴木町長が「これまでの縁と交流の感謝のしるしとして」と「愛姫」と命名した。樹高約10メートル、太さ約10センチ、樹齢10年ほどで植樹後の今春にも花が咲く見込み。

 市では子孫樹寄贈の返礼として、江戸時代に城下町に時刻を告げるために一関藩が幕府から特別に許可を得て毎日正午などに打ち鳴らしたとされる「時の太鼓」のミニチュアを4月に開かれる三春滝桜観桜会の際に贈る予定。