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コラム 記者ワープロ

室根・青年ふれあい塾エコキャップ事業 ワクチン1000人分回収

(3/24)

今年度で一区切りとなった青年ふれあい塾のエコキャップ回収事業。最後の運搬作業には同塾運営委員の星さん(左)と山本さん(右)が参加した

開始から10年余り 

今年度で一区切り

 一関市の室根市民センター青年ふれあい塾は、長年取り組んできたエコキャップ回収事業を終了させる。地域住民から提供を受けたペットボトルキャップを回収事業者に持ち込み、世界の子供たちにポリオワクチンを届けようと活動してきたが、運搬までの長期保管が難しいことから今年度で一区切りとすることとした。これまで累計約87万個を回収、約1000人分のワクチン代に充てた。

 エコキャップの回収は誰でも身近にできるリサイクル活動として、室根公民館時代の2006年に始まり、09年から同塾の事業として本格的に取り組むようになった。同市室根町の室根ふるさとセンターに回収ボックスを設置し、集めたエコキャップを仙台市の回収事業者に運搬。回収したエコキャップは事業者が集計、選別し、プラスチック形成会社へ売却。代金の一部を認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄付している。

 回収事業者が遠方のため同塾では頻繁には持ち込めず、運搬までの保管場所を確保する必要性も課題に挙がっていたことから、同塾運営委員会が今年度での回収終了を決めた。今月9日に同事業最後の運搬作業を行い、同塾運営委員の星和行さんと山本郷さんら3人が、15年9月から今月までに回収したエコキャップ14万3190個(ビニール袋約60袋分)を車で運び業者に引き渡した。

 同市民センターによると、回収開始から10年余りで1052人分のワクチン代に相当する87万7520個が集まった。長年の活動の成果から地域で定着し、回収終了後もエコキャップを持ち込む住民がいるという。こうした実態を踏まえ、次回の同塾運営委員会で来年度も継続実施できないか検討するという。