ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年4月
« 3月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30 
コラム 記者ワープロ

一関出身テノール歌手鈴木秀和さん 歌劇、日本の歌

(3/26)

息の合った伸びやかなハーモニーで会場を包み込んだ鈴木さん(右)と田島さんら

うたげで魅力全開

 一関市出身のテノール歌手・鈴木秀和さん(30)のリサイタル「音楽の宴(うたげ)」は25日、同市大手町の一関文化センターで開かれた。歌劇の独唱曲や日本の唱歌など幅広いジャンルの作品を情感豊かに披露し、聴衆約250人を音楽の世界へいざなった。

 鈴木さんは一関一高、東京芸術大音楽学部声楽科卒業で、2011年から3年間イタリアのミラノへ留学し、国内外のコンサートに出演。現在は首都圏を拠点に演奏会やテレビの音楽番組で活動する一方、学生らのボイストレーニングにも当たっている。

 「応援してくれている古里の人たちに感謝の気持ちや成長を伝えたい」との思いから、16年に地元で初めてリサイタルを開催。2回目の今回は、田島葉月さん(ソプラノ)、同市出身の内澤路子さん(ピアノ)をゲストに迎えたほか、鈴木さんの妹の晶子さんがサプライズで出演した。

 プログラムは留学時代に勉強したロッシーニの歌曲「饗宴」をはじめ、ベッリーニの「歌劇『夢遊病の女』より~気も晴れ晴れと~」、日本の歌「浜千鳥」「すてきな春に」などアンコールを含む16曲。

 このうちヴェルディの「歌劇『椿姫』より~乾杯の歌~」では、鈴木さんが客席側から登場する演出で会場を沸かせ、田島さんとのデュエットで美しいハーモニーを響かせた。

 来場者も手拍子をしたり、口ずさんだりしてステージを満喫。齋藤のり子さん(76)=同市関が丘=は「音域が広く、明るい歌声で素晴らしかった。次回も聴きに来たい」とほほ笑んでいた。

 鈴木さんは「無事開催できたことを心からうれしく思う。楽しい企画を考えてまた一関に帰ってきたい」と聴衆に誓っていた。