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コラム 記者ワープロ

四季の情景、素直に 川崎小児童6人 俳句大会で入賞

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三つの俳句大会で入賞した川崎小の5、6年生

 一関市川崎町の川崎小学校(小山範輝校長、児童138人)の児童6人は、NHK全国俳句大会、小林一茶全国小中学生俳句大会、梧逸忌全国俳句大会の三つの俳句大会で入賞を果たした。日常の出来事や体験をみずみずしい感性で17文字に表した児童は、受賞を喜びながら作句の楽しさを実感している。

 NHK全国俳句大会には千葉丈瑠君(6年)と小野寺有久磨君(5年)が入選。小林一茶全国小中学生俳句大会では佐藤亜琉君(6年)が特選、菅原朋さん(5年)が入選した。梧逸忌全国俳句大会では佐藤君、菅原さん、金今陽輝君(6年)が秀逸、三浦優和さん(同)が佳作に選ばれた。

 千葉君は「凩(こがらし)が家のすみまで入りゆく」、小野寺君は「夏の朝目ざましがわり牛の声」、菅原さんは「秋夕日ぼくらの時間止まらせる」「坂道を上り下りする夏の風」の作品で、古里の情景を鮮やかに切り取った。

 佐藤君は「夜の川蛍が作る天の川」「台風が通った後は快晴だ」、金今君は「運動会声援の中風になる」、三浦さんは「池の中こいと紅葉がぶつかるよ」と、日常生活や学校行事を感性豊かな視点で捉えて表現した。

 同校では、古典の授業の一環で5、6年生が俳句や短歌について学習しており、毎年授業で作った作品を各大会に応募している。二つの俳句大会で入賞した菅原さんは「自分が思ったことを書いただけで賞に選ばれるとは思っていなかったので自信になった」、佐藤君は「短い言葉で表現するのは大変だったけど、俳句を通じて思ったことを人に伝えることができるのは素晴らしいと思った」と喜んでいた。

 菅野美保子副校長は「子供たちが川崎の自然を素直な句にしたのが受賞につながった。5年生はまた来年の大会で、6年生は中学に行っても俳句を続けてほしい」と期待を寄せていた。