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コラム 記者ワープロ

日本と関わり続ける 市国際化推進員 ネイト・ヒルさん

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2年間にわたって一関市の国際化推進員を務めたネイト・ヒルさん。「帰国後も日本に関わり続けたい」と語る

任期終え豪州帰国へ

 一関市の国際化推進員を務めたネイト・ヒルさん(39)は、2015年度から2年間の任期を終え、母国のオーストラリアに帰国する。次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致実現に向けた情報発信や外国文化の理解促進などに尽力したほか、市民と在住外国人との国際交流の橋渡し役としても活躍。ヒルさんは「とても有意義で、楽しい2年間だった」と笑顔で振り返った。

 ヒルさんは、豪州西オーストラリア州パース出身。02年に初めて日本を訪れ、首都圏などで英会話の講師、外国語指導助手(ALT)を経験。東日本大震災後に再来日を果たし、13、14年度と市内小中学校でALTを務めた。

 15年度に同市初の国際化推進員に任命されてからは、市役所本庁の市長公室ILC推進課に非常勤特別職として勤務し、主にILC関連の日本語情報を英語に翻訳して市のホームページやインターネット交流サイト(SNS)などで発信する業務を担当した。中学2年生を対象にした宿泊研修「英語の森キャンプ」の運営や、英語劇での翻訳も担当するなど積極的に関わった。

 「厳美渓や猊鼻(げいび)渓、古民家など素晴らしい風景が印象的で、目の保養になったし、癒やされた。きれいで美しいまちだ」と同市の良さを実感したヒルさん。ILC誘致実現に向けた取り組みは当然ながら、今後も市が中心となり、さらに積極的な情報発信や市民と在住外国人の交流機会拡大を期待する。

 5日には日本を離れる予定だが、帰国後も「日本に関係するイベントなどには今後も積極的に参加していくつもりだ。それをフェイスブックで発信していきたい」と目を輝かせる。