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コラム 記者ワープロ

国宝、重文の特別展 市博物館開館20周年記念

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森本草介の「ゆかた姿」(ウッドワン美術館所蔵)

今年度事業
森本草介作品も

 一関市博物館(入間田宣夫館長)の2017年度事業が決まった。開館20周年を記念し、文化庁と共催で国宝や国指定の重要文化財を集めた特別展をはじめ、一関ゆかりの洋画家森本草介(1937~2015年)の作品展などを開催。館長講座や親子で楽しめる体験学習なども企画し、郷土の歴史に理解を深める機会を提供する。

 開館20周年の今年度は、二つの展覧会をメインにする。7月15日~8月20日の特別展「新たな国民のたから」では、文化庁が長年にわたり購入した絵画や彫刻、陶磁器、刀剣、古文書など多彩な分野の国宝や重要文化財などを紹介する。

 9月16日~12月3日の企画展「生誕80年 森本草介展」では、小中学校時代の6年間を一関で過ごした森本の精密な写実画を、長谷川町子美術館(東京都)のコレクション10点を借り受けて展示するほか、絶筆となった「未完のパンジー」なども公開する。期間中は妻らによる対談も予定している。

 テーマ展では、全国各地を放浪、猊鼻(げいび)渓など東磐井地区の風景を描いた蓑虫山人の絵と併せて明治期の一関、平泉を紹介する「蓑虫山人の足跡を訪ねて」(5月20日~6月25日)、鎌倉時代に制作された重文「鉄五輪塔地輪」と五輪塔がある花泉地域の中世にスポットを当てた「鉄五輪塔地輪と花泉の中世」(18年1月20日~3月21日)を計画。大型連休の4月29日~5月7日には「一関藩家老席沼田家の遺宝」を開く。

 骨寺村荘園遺跡の研究者による講座「骨寺大学」は、6月17日~11月18日に全6回を予定。恒例の公募企画「和算に挑戦」や体験学習も実施する。

 市博物館が10月に開館20周年を迎えることに合わせ、9月30日と10月1日は入館無料とする。

 小岩弘明副館長は、特別展「新たな国民のたから」が大規模な展示になるとし、「なかなか目にすることができない逸品を紹介する。見応えのある展覧会になると思う」と話している。

 開館時間は午前9時~午後5時。休館は月曜(祝日の場合は翌日)。問い合わせ先は市博物館=0191(29)3180=。

 展示を除く主な事業の予定は次の通り。

 ◇講座▽館長講座=6月4日~11月3日の全3回▽和算講座一般編=6月24日~11月25日の全6回▽同研究編=5月27日~12月9日の全8回▽古文書講座=5月28日~7月23日の全5回

 ◇講演▽洋学史学会一関大会「杉田玄白没後200周年 東北の蘭学」=9月9日

 ◇体験学習▽グラスペインティング(ガラス絵)=9月23、24日▽ピンホールカメラ=7月30日▽史跡めぐり=10月14日▽刀鍛冶修業=10月22日▽美術品の扱い方=7月29日▽はくぶつかんこどもくらぶ=7月8日~18年1月13日の全4回