ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年4月
« 3月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30 
コラム 記者ワープロ

情報処理安全確保支援士 千田教授(高専)が登録

(4/15)

情報処理安全確保支援士に登録された一関高専の千田教授

サイバー対策
東北で134人
「学生指導に還元を」

 一関市の一関工業高等専門学校の千田栄幸教授は、サイバーセキュリティーに関する国家資格「情報処理安全確保支援士」に登録された。一関高専ではサイバー攻撃に対処できる情報セキュリティー人材の育成に力を入れており、千田教授は「与えられた資格を有効活用し、学生たちの指導に還元したい」と意気込んでいる。

 情報処理安全確保支援士は、2017年4月に創設された新たな国家資格。サイバー対策などの技能や知識を備えた人材を確保する目的で設けられたもので、情報システムの企画や開発のほか、セキュリティー面から指導や助言を行うことができる。登録者は4172人で、東北地方では全体の3・2%に当たる134人が登録されている。

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施してきた「情報セキュリティースペシャリスト試験」「テクニカルエンジニア試験」の合格者は、資格登録が可能。千田教授は15年に情報セキュリティースペシャリスト試験に合格していたため、資格を与えられた。

 一関高専では北海道、東北地方の高専と連携して、情報セキュリティー人材育成事業を展開。ネットに潜む危険性を周知するとともに、複雑化するサイバー攻撃に対応できる技術者を育てている。

 千田教授は「一関高専の取り組みに寄与できる資格を得られたのはうれしい」と笑顔。学生用の情報モラル教材の開発も進めており、「情報セキリュティーは機械、化学などの専門を越え、全学生に必要な知識。高度な技術だけでなく、基礎的なことも丁寧に教えていきたい」と話している。