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コラム 記者ワープロ

地域に幸を “ご神体”巡行 厳美・駒形根神社

(4/17)

氏子らが行列を組みながら地域を練り歩いた駒形根神社の御神幸行列

 一関市厳美町字上山口の駒形根神社に伝わる御神幸行列は16日、同町内で行われた。白装束姿の氏子らがご神体を宿したみこしを担ぎながら約20キロを練り歩き、地域の安寧を願った。

 同神社は坂上田村麻呂の勧請と伝わり、御神幸行列は昭和に入ってからいったんは途絶えたが、伝統を受け継ごうと1984年に復活。近年は4年に1回のペースで、春や秋に行われている。

 実行委員会、氏子、猪岡獅子舞保存会員ら約60人が参加。みこしを担いだり、馬に乗ったりして行列を組み、一日がかりで地域内の商店や旅館、氏子宅など21カ所を巡った。

 訪問先では地元の温泉神社の茂庭文朝宮司(68)が神事を行い、無病息災、家内安全などを祈願。猪岡獅子舞保存会員も獅子頭で住民一人ひとりにかみつき、今年1年の邪気を払った。

 同町字鴻ノ巣の千條幸男さん(68)は「4年前も来てもらった。ちょうど福島から孫が来ていたので、地元の伝統行事を見せることができて良かった。また4年後も来てほしい」と話していた。

 駒形根神社総代長の佐藤衛さん(75)は「氏子の方々の理解があったからこそ、ここまで続けてこられた。4年ごとにしかできないが、これからも地域の宝として残していきたい」と目を細めていた。