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コラム 記者ワープロ

インバウンド対策に力 一関市 広域連携で魅力発信

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 一関市は2017年度、観光振興の一環としてインバウンド(訪日外国人旅行者)対策に力を入れる。宮城県北、沿岸、栗駒山麓の3系統による広域連携を活用しながら、旅行博への出展やモニターツアーなどに取り組んでいく方針で、市観光振興計画に掲げた5年間で外国人観光客3倍という目標達成を目指していく。

 市は今年3月に、多くの産業への経済波及効果や地域経済活性化を目指す観光分野での取り組み指針となる市観光振興計画(17~21年度)を策定。一関ブランドの発信や広域連携、インバウンドの誘客などを柱に各種施策を推進することを掲げている。計画最終年度の目標指標は、年間観光客入り込み数を15年度比約5%増の延べ231万人、外国人観光客入り込み数を15年度実績(延べ9097人)の約3倍となる延べ2万7000人と設定している。

 17年度当初予算で、市はインバウンド推進事業費として646万円を計上。観光庁の東北観光復興対策交付金を活用しながら各種事業を展開していく。

 この中で、同市と平泉町、宮城県栗原市、登米市と共にインバウンド誘客情報発信事業として、9月に東京都で開かれる「ツーリズムEXPOジャパン」に出展する。旅行会社などとの商談などを通じてインバウンドの増加を図っていく。10月には台湾で開かれる「台北国際旅行博」にも同様に共同で出展し、台湾からの誘客増を目指して平泉を含めた観光資源を売り込んでいく。

 教育旅行・エシカルツアー誘客事業として、内陸から沿岸に向け観光客を誘導する意味も込めて、陸前高田市や宮城県気仙沼市とも連携を図っていく。海外の留学生で構成する「東北アンバサダークラブ」によるモニターツアーも企画し、留学生の視点から魅力的な観光ルート開拓についてアドバイスしてもらう。

 このほか栗駒山麓インバウンド推進事業として、「ゆっくりひとめぐり栗駒山麓連絡会議」を構成する栗原市と秋田県湯沢市、東成瀬村とも連携したインバウンド対策にも取り組む。

 具体的な事業内容は今後詰めていくことになるが、観光振興にとってインバウンド対策は不可欠なだけに、各方面にPRを強めていく。