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コラム 記者ワープロ

障子 東山和紙に一新 いわいの里ガイドの会 旧沼田家で張り替え作業

(4/22)

旧沼田家武家住宅の障子を張り替えるいわいの里ガイドの会の会員

 一関市のいわいの里ガイドの会(齊藤三郎会長)は21日、市文化財に指定されている同市田村町の旧沼田家武家住宅で障子の張り替えを行った。障子紙には一関の特産品「東山和紙」を使用。参加者は活動を通し、地域の宝を末永く守り続けることを誓った。

 同住宅は、江戸時代後期に一関藩家老職を務めた沼田家の住居。約300年の歴史を有し、観光施設としても親しまれている。2003年から同会で管理し、宅内の清掃活動を行っているほか、観光客に沼田家の歴史を解説している。

 障子の張り替えは10年ぶりで、今回初めて東山和紙を使用。宅内にある障子やあんどんから障子紙を剥がす作業を20日に終え、21日は会員16人が東山和紙に張り替える作業に当たった。

 会員は障子の大きさに合わせて東山和紙を裁断。のりで張り付けた後、縁側などに並べ、しわが伸びるよう霧吹きをして仕上げた。作業の合間には廊下や土間の掃除も行い、同住宅の環境整備に努めていた。

 市文化財課の佐藤武生課長は「市で補えないところをカバーしていただき、ありがたい。皆さんがいるからこそ、旧沼田家武家住宅が維持できている」と感謝していた。

 今後は、かやぶき屋根のふき替えなども行う予定。齊藤会長は「大分劣化していたので、きれいにすることができて良かった。近年は海外から訪れる観光客も増えており、旧沼田家武家住宅と一緒に歴史ある東山和紙もPRすることができれば」と話している。