ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年5月
« 4月  
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031 
コラム 記者ワープロ

春の藤原まつり 東下り行列

(5/4)

義経や秀衡らが龍頭鷁首の2そうの小舟に乗って池をゆっくりと1周。中島では延年の舞が演じられた

 奥州藤原氏の栄華をしのぶ平泉町の春の藤原まつり(平泉観光協会主催)は3日、メイン行事の「源義経公東下り行列」が行われた。源義経に扮(ふん)した若手俳優横浜流星さん(20)=スターダストプロモーション所属=ら総勢93人が新緑と遅咲きの桜が映える古都平泉を練り歩き、沿道に詰め掛けた大勢の見物客を魅了した。

 行列は平安時代末期、兄頼朝に追われて平泉に落ち延びた義経主従を奥州藤原氏3代秀衡が温かく迎え、民衆も歓喜したという故事を再現した催し。

 毛越寺本堂で秀衡と義経が対面を果たすと、北の方、武蔵坊弁慶らを連れて龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2そうの小舟に乗って大泉が池を巡り、古式ゆかしい延年の舞(国重要無形民俗文化財)を見物するなど、平安の王朝絵巻さながらに優雅なひとときが繰り広げられた。

 一行は中尊寺金色堂を目指して毛越寺を出発。芦毛(あしげ)の馬にまたがった義経、御所車に乗った秀衡と北の方らが3・5キロ余りの道のりをゆっくりと歩き、沿道の見物客の声援に応えた。

 この日は晴れて最高気温が25度を超える夏日となり、汗ばむ陽気となった。沿道では半袖姿で見物する人も多く、家族5人で訪れた奥州市前沢区の会社員伊藤柳子さん(34)は「(義経役の横浜さんは)時代衣装が合い、堂々と歩いていて格好良かった。すてきな写真が撮れた」とうれしそうに話した。

 4日に町内神輿(みこし)、哭(なき)まつり、能や狂言の上演、5日には弁慶力餅競技大会などが行われる。