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コラム 記者ワープロ

足湯でゆったり 須川高原温泉 GWに今季営業開始

(5/5)

今季の営業を始め、足湯などを楽しむ入浴客でにぎわった須川高原温泉

 岩手、秋田、宮城の3県にまたがる栗駒山(1626メートル)の8合目に位置する一関市厳美町の須川高原温泉は、大型連休に合わせて今季の営業を始めた。例年以上の降雪に見舞われた影響で準備が遅れたものの、日帰り利用に加え、3日には宿泊の受け入れにもこぎ着け、各地から訪れる入浴客でにぎわっている。

 4日は、朝のパトロールの時点で国道342号真湯-同温泉間の一部で雪崩があり一時通行止めとなったが、県と業者が除雪と点検を終えた午後0時30分に解除され、車が次々と通過した。

 同温泉では、秋田側や通行止め解除後に一関側から訪れた人たちが館内外でくつろぐ姿が見られ、従業員が入浴の受け付けや電話の問い合わせなどに対応した。

 居合わせた人たちと仲良く足湯を楽しんでいた奥州市胆沢区の石川愛子さん(60)は「震災後久しぶりに来たが、雪の多さや新緑などの景色、温泉の硫黄の匂いを満喫できた。初めて会う人とも和める雰囲気が須川にはある。きょうは日帰りだが、また時間があればゆっくり泊まりたい」と笑顔で語った。

 同温泉の佐藤賢一取締役営業部長によると、今年は例年より残雪が多く、除雪や雪害を受けた施設の修繕に追われた。営業開始は国道342号の冬期通行止めが解除された4月28日に間に合わなかったものの、翌29日から日帰り、3日から宿泊の受け入れを開始した。

 岩手・宮城内陸地震や東日本大震災の影響で客足が遠のいた時期もあったが、佐藤部長は「今季は地震などのない穏やかな年であればいい。従業員でベストを尽くしてお客さんを迎えたい」と話していた。