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コラム 記者ワープロ

段さん(徳島・鳴門)“新弁慶” 藤原まつり力餅競技大会

(5/6)

二代目女王は木村さん(宮城・石巻)

春の藤原まつり最終日に開かれた弁慶力餅競技大会で39・75メートルを歩き初優勝を飾った段さん

 平泉町の春の藤原まつりは最終日の5日、「弁慶力餅競技大会」がJR平泉駅前で開かれ、県内外から集結した力自慢が熱戦を繰り広げた。総重量160キロの巨大な鏡餅を載せた供物台を抱えて歩いた距離を競った結果、徳島県鳴門市の会社員段洋司さん(41)が39・75メートルを歩き初優勝を飾った。総重量50キロで競う女性の部は宮城県石巻市の専門学校生木村紗南さん(19)が108・1メートル、同じく子弁慶の部は平泉小学校6年千葉龍羽君が23・6メートルでそれぞれ頂点に立った。

 大会は地域の活性化を目的に、剛力と伝えられる平泉ゆかりの武蔵坊弁慶にちなんで1926年に始まり、今年で92回目。ちびっこ弁慶の部を含む4部門に同町をはじめ近隣市、東北各地、遠くは香川県や徳島県などから100人余りが出場した。

女性の部で108.1メートルを記録した木村さん

 出場者は、帯を巻いた腹部に鏡餅が載った特大の供物台「三方」を逆さに載せ、駅前から県道を毛越寺方面へ前進。沿道には大勢の観客が詰め掛け、気合十分の表情で歩く出場者に「頑張れ」「まだまだこれから」などと声を掛け、競技を盛り上げた。

 弁慶力餅競技には、前回より10人多い20~70代の男性36人が出場した。初優勝した段さんは徳島と香川、岡山、兵庫の各県で行われている力餅運搬競技で頂点を極めたつわもの。平泉の大会で通算36回目の優勝で「初めての大会でどれだけ歩けるか分からなかったが、満足している。70メートルを超える歴代優勝者がいると聞いたので、さらに鍛え直して記録を塗り替えたい」と笑みを浮かべ、座右の銘の「自分超え」を誓った。

 昨年新設された女性の部には17人が出場。母と姉と出場した木村さんは「50キロは思っていた以上に重かったが、腰に載せて行ける所まで行こうと思った。周りの声援に助けられて距離を延ばせた。来年も出場できるなら自己ベストの更新を狙いたい」と喜んだ。

 2位以下の上位入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽弁慶力餅競技大会②西泰輔(香川県丸亀市)③佐藤信一(北上市)④河田敏寿(香川県高松市)⑤菊地大(一関市)

 ▽女性の部②浜田幸子(一関市)③佐藤真由美(一関市)④千葉千代美(平泉町)⑤山内天意(秋田県大館市)

 ▽子弁慶の部②千葉澪海(長島6年)③小田島華音(平泉5年)

【絵解き】:春の藤原まつり最終日に開かれた弁慶力餅競技大会で39・75メートルを歩き初優勝を飾った段さん