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コラム 記者ワープロ

キリンヤ、修紅短大生考案の弁当 初出品で優秀賞

(5/11)

ホーマス・キリンヤと修紅短大食物栄養学科の学生が連携して商品化した

ファベックスグランプリ2017
懐かしい給食風 栄養バランス評価

 一関市大町のホーマス・キリンヤが修紅短大食物栄養学科と協力して2016年に考案した「なつかしの給食弁当」が、ファベックス惣菜(そうざい)・べんとうグランプリ2017の健康・ヘルシー部門で最高賞に次ぐ優秀賞に輝いた。同グランプリへの出品は今回が初めてで、優れた栄養バランスやアイデアが高く評価された。関係者は受賞を喜ぶとともに、今後も消費者目線に立った商品を提供していくことを誓っている。

 同グランプリは中食業界の振興などが目的。冷凍・チルド部門など8部門に全国の企業から計1202点の弁当、総菜が寄せられ、金賞18点、優秀賞32点、入選72点を選んだ。

ファベックス惣菜・べんとうグランプリ2017で優秀賞を受賞した「なつかしの給食弁当」

 同科では卒業研究として学生がオリジナルレシピを考案。15年度から健康志向の食品マーケティングを進める同社と連携し、コラボ弁当を商品化している。16年度は同社と同科2年生7人が給食弁当と「ボリューム満点!中華弁当」を商品化し、フードパワーセンターバリューの一関、千厩、摺沢などの各店舗で16年12月~2月に限定販売した。

 給食弁当は30~50代が子供の頃に親しんだ学校給食をイメージし、クジラの竜田揚げやポークビーンズなどがおかずで、デザートにミカンを添えた。カロリーや栄養バランスも考慮され、主食を揚げパンからコッペパンに変更し、切り干し大根の「カミカミサラダ」にさきいかを混ぜてそしゃく力をアップするなどの工夫もされている。

 商品開発に携わった同社食品事業本部の佐藤宏行デリカ部門長は「とてもうれしい。今後もスーパーの総菜に欠落しがちな健康面の考えを修紅短大生に補ってもらい、消費者のニーズに合致した商品を目指したい」と気持ちを新たにしていた。

 学生たちは今年3月に卒業。給食弁当を担当した西舘唯さん(21)=同市赤荻=は「できるだけバランスを良くしようと、みんなと協力して作り上げた弁当。キリンヤの支えがあったからこそ受賞することができた」と感謝する。

 同科の渡邉美紀子講師は「学生の頑張りが高く評価されて、感慨深い。今年卒業研究に取り組む学生たちの励みにもなる」と笑顔を見せた。